中古車ローンの種類と特徴
中古車ローンの目的は、いうまでもなく中古車を購入するための資金を借りることです。
取り扱っている金融機関としては、銀行、信用金庫、ろうきん、信販会社、消費者金融、損害保険会社などがあり、たいていは「オートローン」「マイカーローン」などといった名称の自動車ローンを取り扱っています。またこれらのなかには、友人・知人を通じて中古車を購入する場合や、インターネットネットなどで個人同士が販売業者を通さずに売買を行う「中古車個人売買」などにも対応したローンもあります。
さて、そのなかでも最も一般的なのは、中古車販売店において商談の際に組むローン、いわゆる販売店ローンです。そのほとんどが信販系中古車ローンです。
金利の相場は0~18%がメインで、中古車販売店が独自に決めていることもあるようです。むろん金利が安ければ、中古車価格に上乗せされている可能性もあるわけです。
ただ、審査基準は厳しめで、中古車を購入直前になって審査落ちになってしまうこともあります。
デメリットとして信販系中古車ローンでは、ローン完済まで車の所有権が信販会社につけられることがあることで、この場合、完済前に中古車を手放そうと思えば、一括返済しなければなりません。
また、当然銀行系中古車ローンも中古車向け商品があります。銀行系の場合、車の所有権は自分につき、わりと低金利で借りられます。そのぶん、審査基準は他の中古車ローンと比べると、かなり厳しくなっています。
ただ「信用のある会社で、正社員として最低5年以上働いている」「給与の振込口座がある銀行である」いった条件さえクリアしていれば、審査に落ちることもそうはないでしょう。実質金利は15%以内がほとんどです。
こういった銀行系中古車ローンの中には、様々な特典が用意されている場合があります。
たとえば給与振込み口座を持っていたり、ゴールド免許を持っている場合には金利が優遇されたり、キャンペーンによって金利を低く設定していたり、ギフト券などのプレゼントがあったりといった具合です。
また、用途自由のファイナンスローンを中古車ローンとして利用することもあるでしょう。この場合は、中古車購入のためだけに限りません。当然免許取得から自動車整備、点検、車検費用までをローンに組むことができます。
ただしローンの返済負担はそれだけ大きくなりるので要注意でしょう。そのぶん、自動車を購入する際にまとまった資金を必要とせずに、自分のお気に入りの中古車を買うことができるのが、やはり大きなメリットでしょう。
審査基準は、銀行系中古車ローン、信販系中古車ローンと比べて、最も低くなっています。金利はだいたい6.9~12%程度で、場合によっては銀行系中古車ローンより割安のこともあるのです。
ローンで借りた現金でもっての支払いですから、車の所有権はもちろん自分になる上、現金で中古車を購入することのメリットとして、中古車価格に上乗せされている信販系中古車ローンの金利分を値引く交渉ができることも、ひとつ頭に入れておいて損はないでしょう。